
駐車場わきに、お花の鉢植えをいくつか置いている。
自分のお肌の手入れは忘れていても、お花の鉢植えの手入れはコマメにやっている
わたしだ。
ダメになってしまったお花を摘み取り、水分補給もかかさずに・・・。
おーっと、今日はこんな時間になってしまった・・・とあわてて暗くなってから、お手入れだ。
玄関を開けて、駐車場へと・・・
うっわぁー!びっくらあー!
なんと、お若い男女のカップルが、我が家前の道路にお座りになられてランデブー。
いきなり現れたわたしに驚くおふたリは、「すみません!」と深々と頭を下げる。
いやいや、わたしのほうこそ、素敵なランデブーにいきなり突撃!でかたじけない。

ちょっと、鉢植えのお花摘みでして・・・と、あわててわたしも、「ごめんねー!」と一声だ。
若いっていいなあーと思いつつ、お花摘み摘みお耳はダンボ!
どうやら、お互いに愛初告白のおふたりらしい。
とっとと引っ込めばいいものを、お花を摘むフリをして若者の会話にどっぷりとはまるわたしだ。
思わず、お茶のひとつも出してさしあげようかと思った。
お若いおふたりさん!恋愛問題に悩んだら、いつでもこの自称「女みのもんた」のわたしの
ところへおいでなさい。
と、心の中でつぶやきながら、素敵なランデブーを邪魔せぬように、息をひそめて家に入ったわたしなのだ。
若いっていいなあー!
道路上でもランデブーだ。
このトシになったら、ランデブーは、高級ホテルか高級レストランしか受け付けたくない・・・。

今日の一句・・・「我が家前 恋人たちも 濡れる街角」