クリスマスイブだ。
毎晩アルコールまみれのわたしにとっては、イブであろうとデブになろうと365日がお祭り気分なのだ。
しかし今夜は、イブにふさわしく華麗なショーを見たのだ。
その名は「ピンクレディー」、永遠のアイドルだ。
波乱万丈の2人の過去に涙しながら、夢中で見てしまった。
そしてお待ちかねの「ピンクレディーショー」の始まり。
待ってましたとばかりに、わたしも立ち上がり、全曲すべて振り付けバッチリで歌い踊る。
全曲終了の頃には、立っている事さえも困難なほど足はガクガク、心臓はバクバクだ。
この年であの踊りを踊りながら歌うのは、かなりの体力と根性がいるのだと、あらためて
「ピンクレディー」の偉大さに乾杯だ。
ムーディーな素敵なイブとは縁遠い、動悸息切れに苦しむわたしのイブの夜は終わった。
そして、こんなわたしのばかばかしい姿の一部始終を、おびえながら見つめていたSAVA姫のイブも終わった。
今日の一句・・・「老体を 無視して踊り ベリークルシミマス!」