「専業主婦」という「重役職」に就任して、ウン十ウン年なり。
だが、「奥さんモノ」の雑誌など、購入したことない我なり。
しかし、今朝の朝刊にあった広告。
「奥さんモノ」の雑誌に、とても魅力的な付録があるらしい。
本日発売?
ならば、すかさず、購入決定だ。
「奥さんモノ」の雑誌、初体験。
購入後、なぜかしばしテレル我。
悪妻三昧、愚妻街道まっしぐらのわたしが、正統派の「奥さん」が購入するであろう本を
購入してしまっていいのだろうか?
しかも、わたしが欲しい付録以外にもなんだか付録がたくさんありすぎる。
コンナ素晴らしいモノが・・・
わたしの手元にあっても、100パーセント使わずに、忘れ去られることだろう。
「家計簿」などという「主婦の王道ノート」は、まったく無縁のわたしなのだ。
きっと、毎日、毎日、「ビール代」のみの書き込みオンパレードになるからだ。
また、コンナ素晴らしいモノまでが・・・
「365日の料理」って・・・か?!
「365日」って、一年中、年間通してお料理するって・・・か?!
するわけないだろう!
「100日料理でカンペキ主婦」なんていう本でもあったら、100歩譲って読んでもいいが・・・
「365日」、お料理なぞする時間があったら・・・
ビール飲む我!
そうこう一人で勝手にイチャモンをつけているが、実は一番欲しかった付録とは・・・
これだ!
期待で胸がワクワク、更年期で動悸がムネムネ。
この付録を手に入れるために、「奥さんモノ」雑誌に初挑戦したわたしなのだ。
だが、手にしたモノは・・・
「奥さんモノ」に初挑戦のわたしの勇気は、報われず・・・。
期待は見事に砕け散った。
初挑戦とは、セツナイものでもあるのだ。
しかも、冷静に戻り、ふと気づくと、この雑誌のタイトル。
朝が激しく弱くて、朝寝坊ばんざい!で、毎朝お布団にしがみつくわたしにとって・・・
一番耳にしたくない、恐怖のコトバだった。
今日の一句・・・「おはよう奥さん♪ イヤ!ヤメテ! 呼ばないで!」