「エンドレスサマー」が家訓であるSAVA家。
波乗りバカ一代男のSAVAパパはもちろんだが、お水大好きなお水な女であるSAVA姫も
海は我がふるさとのごとく、大好きでたまらないのだ。
だが、SAVA姫の兄BAGUどんは、お水が苦手だ。
BAGUどんにとって海とは、潮風を感じ優雅にながめるものらしい。
本日は、肉眼でながめるだけで満足せずに、BAGUにとっては最先端手段である望遠鏡を
使って海をながめたい気分らしい。
しかし、あくまでも、ながめるだけでいいのだ。
「海は見るもの」がBAGUどんのポリシーだ。
なんでもかんでも、BAGUどんと同じことをしたがるSAVA姫。
望遠鏡という新種の武器をどうしても自分でも使ってみたい。
ならば、お望みどおりにしてあげよう。
これで、ご満足かと思いきや・・・
やはり、「海は見るもの」という考えは、まったく納得ができないSAVA姫だ。
「海は入るもの」が姫にとっては、素直な気持ちの『ス』、鉄則の『テ』、基本の『キ』なのだ。
海は、SAVA姫にとっては一番『ス・テ・キ』なものらしい。
そして、わたしにとって海といえば、新鮮海鮮モノを味わう幸せと海へ向かうSAVA姫を
必死でおさえる苦労がつきものなのだ。
今日の一句・・・「波注意! 叫んだ我が ヒザまでビッショリ・・・」