あやしいビールを発見。
その名も「エチゴビール」だ。
エチゴ?
エチゴときくと、わたしの頭に浮かぶのは、時代劇にはお決まりの密談中のあやしい男2人
の姿だ。
「フッフッフ・・・越後屋よ、おぬしもワルよのお・・・」
と、何ともねばっこい視線で、ろうそく一本の薄暗い部屋の中、ドロドロとした密談中の悪代官と
代官さまを目の前にして、やけにズが高い商人、越後屋のおやじの図。
おいおい!お2人さん、もしかして愛し合ってるんかい?という疑惑が浮上するほどの、頬と頬の近さ。
今にも、熱い接吻をかわしそうな目がギラギラの悪代官と顔面テカテカ脂ノリノリの越後屋のおやじなのだ。
もうまもなく、正義の味方のナニガシによって、せっかくの密談はあっという間にパー、しかもコテンパにされるとも知らず、浅はかなワルダクミのつかの間の成功に喜ぶお2人にはぜひ、これをオススメだ。
「エチゴビール」で乾杯して欲しい。
・・・などと、勝手に妄想してはみたが、あやしい密談もないわたしが、腰に手をあて、「エチゴビール」を一気にノドに流し込んでいた。
「エチゴビール」で、気分は「越後屋」のおやじなわたし。
「フッフッフ、SAVAママもワルよのお・・・」
悪代官がいないので、一人二役で、「エチゴビール」を時代劇風に頂いたわたしだ。
今日の一句・・・「フッフッフより アレェー!と叫ぶ 娘役希望」