ふっと気づくと、あと2日で8月も終わりだ。
厳しい夏とも、オサラバだ。
夏も終わりとなると、なぜか別れがたくなるのが「夏季限定モノ」の食べ物だ。
やはり、「夏季限定モノ」を今のうちに食べておかないと、年末まで心残りの日々になる。
ならば、本日は「夏季限定モノ」をお昼に頂いておこう。
ここで、我が姉妹の「冷戦」開始だ。
べつに、遺産相続の骨肉の争いでも、血を見るような戦いでもない。
ただ、夏限定の食べ物で、イクサが始まる。
「冷やし中華」か「冷麦」かの「冷戦」だ。
「冷麦」は、自分でゆでて気軽に食べられるとはわかっているのだが、お店の「冷麦」には、
もれなくプチ特典があったはずだ。
みかんやさくらんぼの缶詰モノ・・・そう、子供心をくすぐり、大人には見向きもされないトッピングがあったはずだ。
今もあるのか?
本心では「冷やし中華」を食べたいわたしだが、「冷やし中華」か「冷麦」かの、「冷戦」に向き合った今、苦しくも切なく「冷麦」を頼む状況に追い込まれた。
そして有無を言わせず、わたしの前に置かれた「冷麦」。
なんとまあ、どうでしょう!
みかんやさくらんぼだけではなく、パイナップルや黄桃の缶詰モノまでのっているではないか!
いやいや、やはり時代にあわせた冷麦・・・。
トッピングの種類も増えている。
これで、BAGU母との「冷戦」も我が勝ち!と思った。
が・・・、取替えっこをしてお味見すると、
「冷やし中華」に完敗の「冷麦」だった・・・・・。
我が姉妹の冷戦は、悩むまもなく妹BAGU母の勝利に終わった。
今日の一句・・・「おいしい!と 叫ぶが残す 冷麦なり」