お天気も良く、お散歩日和だ。
ご老人・・・もとい人生の大先輩方の大集団お散歩隊と、偶然ご一緒だ。
SAVA&BAGUを見て・・・・
「あれあれ、犬が洋服を着るご時世なんだねー。」
「ワンワン言わないんだねー。」
などと、色々な評論を頂きながら、先輩方の横を頭を低くして通り過ぎる。
すると、ひとりの大先輩婦人が、
「あたしゃあぁーねえー、犬は嫌いなんだよぉー。」
と発言だ。
あれ?志村けんじゃないよな?
似ているのだ、このしゃべりかた。
その後、我々はぐるっと一周終え、終点に近づくと、先ほどの先輩方とまたも合流だ。
「あれあれ、足がおぼついてないよー!」
「フラフラしてるけど、大丈夫かいなー?」
と、自分たちもフラフラしながら歩いている大先輩方の声。
ご自分がフラフラしながらも、暑さに弱くフラフラ歩きのBAGUどんを心配してくれる。
先輩方は杖をつきつき、自分自身の足元も危険な状態なのに、ワンコの心配までしてくれるとは・・・。
ありがたや!
するとまたも、あの志村けんの声だ。
「あたしゃあぁーねえー、犬は嫌いじゃねーんだよおぉー。」
あれ?さっきはキライだったのでは???
どうやら、続きがあったらしい。
「あたしゃあぁーねえー、犬の後片付けがきらいなんだよぉー。」
あ、そうか!
ウンチョスの始末がいやだったのですね?
よかったよかった!キライではなくて・・・。
・・・と、先輩方の会話に耳をデカクして聞きながら歩いていたわたしの足が一番おぼつかず、何も障害物のない道で、こけた。
なんとも恥ずかしい若輩者なわたしだ。
人生の大先輩方に笑われながら、苦笑いで答える若輩者のわたしだ。
今日の一句・・・「姫の先輩 BAGU兄貴は 心配性」