夕べ、救急病院へ緊急で運ばれたSAVAママだ。あ、わたしだ。
当直当番のドクターは、尾崎豊にそっくりだ。
普段から、尾崎豊を特別好きなわけではないのだが、なぜか痛み苦しみながらも、
そのドクターにビビビっとヒトメボレのわたしだ。
そして、なぜだかまったく思いもよらぬが、そのドクターもわたしに惚れてくれたのだ。
担架で運ばれながらも、そのドクターと熱いマナザシで見つめあい、手を握り合う。
処置室に入ったとたん、彼と2人きり。
「一緒に、誰も知らないところへ行こう!」と突然、わたしを抱きしめる彼。
さっきまで、激痛にもがき苦しんでいたわたしだが、彼の熱い法要で、もとい!抱擁で、
いきなり元気満々!健康体に復活し、彼のまっすぐな熱い愛を感じ、そしてわたしも彼を
愛している自分に気がつくのだ。
「でも、わたしには、主人が・・・」
一瞬ためらうが、彼の強引までの激しい求愛にもうすべてを捨ててしまう覚悟を決めるには、数秒もかからなかった・・・
許して・・・こんなわたしを許して・・・
と、いざ!愛の逃避行へ・・・
涙ぐむわたしにかけられた言葉は、
「おはよう!」
と、彼とはまったく別の声だ。
そう、尾崎豊とは似ても似つかぬSAVAパパが、愛の逃避行から現実に引き戻してくれた。
ありがたいような、悔しいような・・・。
なぜ今、尾崎豊に似た人だったのかも、謎だ・・・。
夢の続きは、今夜も見れることを祈るわたしだ。
今日の一句・・・「まだまだだ この先にもしか? チャンスあり」